今回は隠れ家的レストラン、月見里(やまなし)に行って来ました。隠れ家レストランと書きましたが、正確には隠れ家的な民家でランチを出している店です。
私たちカップルはこの日がくるのを待ちに待っていました。なぜなら月見里(やまなし)は予約制の飲食店ですが、これがまたなかなか予約がとれないのです。だいたい予約は半年待ちぐらいになっています。
私たちカップルはこれまで、本当にたくさんの飲食店に行きましたが、ここほどおいしい料理を出してくれるお店は今の所見たことがありません。料理のジャンルは和食です。
鴨川の納涼床にあるおいしい和食の店にもいったことがありますが、値段が高い割には正直、月見里(やまなし)に味で負けています。
私たちカップルが食べた月見里(やまなし)の夏の料理は(ちなみに月見里は春の料理・夏の料理・秋の料理・冬の料理と季節によって出てくる料理がかわります。)
合鴨のじゅんさい・白玉団子、サーモンポテト、桃スープ、寄せなす、夏の白あえ、ぜんまい、ずいき、あなごの卵寄せ、もろこしえぶつくね揚、のし梅、かもちゃ茶巾
です。これだけではありません。これはただの前菜です。
よくイタリア料理に行くと最初に4品ぐらいでてくるあれです。月見里では、こんなにたくさんの前菜がでてきます。あと、ここの前菜は、いったい出てきた料理が何なのか想像できません。通常なら料理を目で見て、何の食材でできているかわかるはずです。
何の食材でできているのか全くわからない料理が何品も出てきます。
「いったいこの黄色のボールみたいな食べ物は何だろう?」
と思って口に入れてみると、かぼちゃの味だったりします。まさにこのお店では食の芸術を食べることができるのです。
さて、料理の続きです。次に出てきたのは、
トマトとバジルのテリーヌ風です。
さらに次は魚料理です。
鮎の甘酢味
と続きます。夏に合う料理です。
次は、
帆立の冷製真じょ
です。
次がまたおいしい!
いかの明太子あえ
です。
おっとついにメイン料理です。牛肉がでてきました。ここらへんで暖かい料理も食べたくなります。
ごぼうと牛肉の山椒風味焼き
です。
残り2品になってきました。
青じそとごまの冷やしうどん
です。
もう、おなかいっぱいです。最後はデザートで
抹茶小豆かん
がでてきました。
以上で今回の夏の料理は終了です。さてこの豪華料理のお値段は・・・1万○×ぐらいに感じるでしょうか。
いえいえ、たったの3000円です。
「え?こんなにたくさんで、たったの3000円、コレは安い!」
思わずテレビショッピング風になりましたが、本当に安いです。これだけ本格的な和風料理が食べれて、この値段は破格です。
月見里(やまなし)では、お店の看板や宣伝は一切していません。それなのに、予約に半年もかかるのも納得してもらえるのではないでしょうか?
とってもおいしい料理なので、料理を食べた後に、また同じ人が予約をして帰ります。それで予約がいっぱいになってしまうのです。また1日15人ぐらいに限定しているのも予約がとりにくい原因です。
私たちも夏の料理を食べたらすぐに冬の料理を予約して帰りました。
不思議なことに、とてもお腹が満腹になったのですが、夕方になるとお腹がすいてきます。野菜料理中心でゆっくりと食べたからすごくお腹いっぱいに感じましたが、実際はそれほどたくさん食べていないのかもしれません。もしもバイキングをランチにいくと、夜ごはんは食べられなくなりますが、いもたれせず、夜ご飯もおいしく食べることができました。
さて今回いった月見里(やまなし)ですが、場所は残念ながらおしえることができません。これ以上たくさん人が予約すると、ますます私たちカップルも食べる機会がなくなります。それにお客さんが毎回多いので、これ以上月見里(やまなし)さんも新しいお客を求めていないと思います。宣伝・広告を一切やら無いので。どうぞご了承ください。
月見里(やまなし)のように、普通のマンションでひっそりと料理をだしている店は関西でもまだまだあるように感じます。そういう、宣伝や広告、看板をださない人気の飲食店にこれからも行って見たいものです。私は他には知らないですが・・・
スポンサードリンク
|